こんにちは。孝太です。
あちらこちらに散在しているイチジクの株の先端付近に新しい葉が展開し始めているのが見えた。
鉢で管理しているのでさほど大きな株にはならないが、ある程度背丈が大きくなってくると、少し葉が出てきただけで大分目立つ。
葉より少し下の部分には、ぽつりぽつりと実になる部分と思しき小さい膨らみが見える株もある。
イチジクは、種子から育てるチャレンジ、挿し穂から育てるチャレンジ、根の部分だけから育てるチャレンジというような感じでいくつかの始まりがある。
種子から育てるチャレンジの株は、海外から輸入した種子から育てている3-4年生の株で品種は定かではなくなってしまっている。どれも今だに背丈はあまり高くなく、昨年までは実をつけていなかったが今もなんとか生き延びている。
挿し穂から育てている品種は店のフルーツコーナーでよく売っている桝井ドーフィンで、おそらく挿し穂に使った枝の元の木が年数を経た優れた株だったようで、初めから良い葉を出し、鉢の大きさに比べると背丈もよく伸びてきている。
根の部分だけから育てているものは、バナーネとしてよく知られている品種で、細長い大粒の夏果と濃厚な味の秋果の2回の収穫が楽しめる品種である。この株も元がよい株だったらしく、初年度から実をつけるなど力強い株である。
イチジクも地植えにして放置すると大変なことになる植物なので、なかなか地植えへの道は開けていない。
折を見て少しだけ管理しながら収穫を目標に育ててみたいと思ってはいるが、いつも通り思うだけにとどまっているところ。