こんにちは。孝太です。
試しにいくつかの松の品種を育ててみている。観察していて気付いたのだが、2年目の苗から葉の特徴的な様子が分かるので、記録として書いておきたいと思う。
日本語になっている松の名前には、外見を表すものも多い。黒松は幹が黒いし、赤松は幹が赤い。大実松や長実松は松毬の大きさ。日本語になっていないものは定かではないが、その中に葉の数を冠するものがある。松の葉は、針状になっており、1枚~複数枚を一組として生えてくる。松葉相撲というような名前で2枚一組の松の葉を交互に組ませ、互いに引き合い、どちらが先に根本が切れるかを競う遊びを幼いころにした記憶のある人も多いと思う。組になっている葉の数が名前に入っている松の種類は、例えば、朝鮮五葉やアメリカヒトバ(一葉)松のような感じだ。赤松や黒松は葉が2枚一組。朝鮮五葉は5枚一組になっているので、アメリカ一葉松は1枚だけかもしれない。
2年目の苗に映えてきた新芽を見るとその特徴的な葉の数を見ることができたので写真に撮ってみた。まずは朝鮮五葉。朝鮮五葉は、日本でよく口にされる松の実の松の品種だ。
見ていただいてわかるように葉が5枚一組になっていることが分かる。
次はトーリーパインだが、果たしてどうなっているだろう。
名前では何枚の葉があるかは分からないが、2年目の新芽を見ればこのとおり。
今年種から生えたシシマツは、来年何枚組の葉をだしてくれるだろうか。
シシマツとは大実松のことで、世界で一番重い松毬が生る種類の松である。芽の時から力強い雰囲気を感じるのは気のせいか。
他には、生えている地域などを名前に当てはめているものも多い。
今回は試しで苗を購入したり、種から育ててみたりしている。うまくいけばこのまま、もしくは、一度鉢上げして株を大きくしてから植え替えをしてみたいと考えている。ただ、根が弱く植え替えを嫌うということで、地植えにする際にはよく場所を吟味する必要がありそうだ。