オレサマアイランド計画

それらしい切れ込みのあるイチジクの小さい葉



こんにちは。孝太です。

夏の終わり頃からイチジクを種子から育てるチャレンジで発芽に成功してきたイチジクの小さい苗は外の寒さのため成長がゆっくりとなってしまっていたが、冬の観察にあたり室内に持ち込んでから勢いを持ち直している様子がある。



種子から育てたイチジクは初めにほんの米粒より小さいくらいの小さな双葉が出てきて、その後、ギザギザの大葉のような形の小さい葉が本葉として生えてくる。

その形状を見るにあたり、イチジクを種子から育てるのが初めてであることもあり、初めは本当にイチジクなのだろうかと多少なりとも疑念を抱いたのを覚えている。

本葉が生えてくるに従い徐々に葉が大きくなってきていたような感触はあったがイチジクらしい切れ込みのある葉はどの株からもまだ出てきていなかった。

しかし、比較的成長の勢いが良い株から近頃出てきた小さい葉をよく見てみるとなんとなくイチジクらしい切れ込みを感じさせる葉となってきているように見えた。


イチジクらしい切れ込みのような形状に見える新しい小さい葉

インターネットで画像を見ていると種子から育てていると思しきもので数枚大葉のような形の本葉が出た後にイチジクらしい切れ込みがある葉を出してきているものを見かけていたので、そのうち出てくるのだろうかと期待交じりに思いながら疑心暗鬼で見守っていた。

複数の品種のイチジクで同様の様子が見られるのでよもや違う植物の種子ということはないと思うが、万が一ということもあるので確信が持てるまで心のどこかで警戒をしているところがある。

楽観的に正しい種子だったとすると、どういう理由で生えてくるたびに葉の形が変形していくのかということにも興味はあるが取り敢えず今のところは植物的に何か理由はあるのだろうと慮るくらいにしておこうと思う。

挿し木で育てればこれほど右往左往せずにグングンと成長し、それらしい葉もすぐに見ることができると思う。種子から育てると時間がかかるのは分かっているので、次の段階を早く見たいと思うところはあるがその点はのんびりと構えてもいいかもしれないとも思う。

少し時間はかかったがまずは思った方向性の葉がお目見えしてきたということで今後の観察がより楽しみになってきたところである。