オレサマアイランド計画

来年の準備に余念がないブルーベリーバルトウィン



こんにちは。孝太です。

ブルーベリーバルトウィンは冬を迎えるにあたり今年の葉を落とし来年のための芽を膨らませていた。



ブルーベリーはここ数年取り組んでいるが今手元に生き残っている株はすべて挿し枝から成長したものだ。一株だけ長らく小さい鉢で育てていたものがあったが何故かこの夏に息絶えてしまった。幾度も復活劇を見せてきた強い株だったが今回ばかりは寿命だったのかもしれない。

ある夏の猛暑の際に全滅という全く情けない事態に見舞われてしまった時に日陰で挿し枝から根が出るのを待っていた株だけが少しだけ生き残っていてくれた。

それらの株が今も生き残ってくれており、鉢が小さいのでそれほど大きな株にはなっていないが、その後良く花や実をつけてくれている。


いつの間にかぷっくりと芽を膨らませていたブルーベリーバルトウィン


つい先日ほとんどの株をごっそりと里子に出したので手元に残っているのはほんの数株だけだ。品種はバルトウィンとメンデイトの2種がある。チャンドラーという品種も育てたかったが全滅事件の際に種が絶えてしまったので折を見て再び手に入れたいと思っているところ。

ブルーベリーについては地植えならば選定と肥料とマルチでの保温などの最低限の面倒を見てあげればあとは基本的に放任栽培で育てられるという認識を持っている。また、枝から株を増やすことも比較的容易にできるようになったので新たな株の心配もあまりしていない。以前ブルベリーピッキングに行った時に天井も含め全体を網で覆っているような処置をしていたのを見たので、農業的な収穫を目指すならば食害などの対策も必要かもしれないと思う。栽培面だけみると現状としては後は機会を得るだけのレディートゥーゴーの段階になっていると思う。

里子に出した株については最近ブルーベリー栽培の小さいブームがあるようで半ば強制的に譲る流れになった。完全放置よりも丁寧に面倒を見てもらったほうが幸せな場合もあるという思いと、管理スペースの問題で少し悩んでいた現状があり、できるだけ多く引き取ってもらうことになった。ウィンウィンの関係で、身の回りがシンプルになったような心持ちもあり、どこか気分も良い。これも流行りの断捨離のようなことに近いかもしれない。

本来は地植えの道を歩ませてあげたいと常々思っているが現実はなかなか思うように進まないのが世の常である。