オレサマアイランド計画

生きていた行者ニンニク



こんにちは。孝太です。

肥料不足のせいか弱々しい株となっていた行者ニンニクは冬の到来とともに地上部が枯れてなくなってしまっていた。

そのまま根の部分も枯れてしまったかもしれないと半ば落胆していたが、近頃の暖かさにより、新しい芽が生えてきているのを発見した。



話の本題とは関係のないことだが、まだコーナーの棲み分けがはっきりしていない頃に別の杣のコーナーで先走って観察をしていた行者ニンニクだったが早々に地上部が枯れてしまったので少々落胆し、消えゆく淡い期待の中放置観察となり行者ニンニク熱は一時終息してしまっていた。しかし、今回、新しい芽が生えているのを発見し何だか救われた気分になった。そして、やはり手元で観察するうちはここの妄想コーナーだろうと思い直したという流れがある。

本題に戻るが、地上部が枯れた後も念のために鉢ごと残して放置という名の観察を続けていた。いずれにせよ暫く手元で行者ニンニクの観察をしようと思っていたので、春になって暖かくなってからも芽が出てこないようならばこの株を諦め新たな株を調達しようとも考えていた。

久しぶりに様子を見に行ってみると青々と春の芽吹きをしはじめている行者ニンニクの姿があった。発見した瞬間なんだか嬉しくなってしまった。

従前に脇から生えてきていた細長い似たような葉は生えてきていなかったので、結局、正体は不明のままとなった。


春の芽吹きを見せる行者ニンニク


行者ニンニクについてはアイヌネギなど地方で呼び名が違うが各地で古くから親しまれている人気の山菜だ。

山に植えておいてで勝手に増えてくれれば春に山菜狩りに行く楽しみが増える。自分で植えた山菜の種類と芽生える場所が分かっているのだから余計楽しいこと請け合いである。

というような妄想の下で山菜類などの特用林産物に興味を示して観察をしている。いつもながら妄想はどんどん膨らんでいく。

コツを掴めればある程度山に植える下準備をするくらいでその後は完全放置で春の山菜取りの収穫まで辿り着けるようにならないかなぁと都合の良い妄想を膨らませている。

まずは行者ニンニクが手元に来てから初めての春の芽生えを見ることができ、もうしばらく観察できることが分かりほっと胸を撫でおろし一安心しているところ。