ジャイアントバンブー, 夏の観察, 植物観察ノート

株分けしたジャイアントバンブーから屈強そうなシュート

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こんにちは。孝太です。

株分けしたジャイアントバンブーから屈強そうなシュートが天に向かって伸びているのを見つけた。



少し株が込み合ってきていたので、大きめの鉢に植え替えるのと同時に一部を株分けしておいた。

その株分けした鉢から真っすぐで取り分け勢いのあるシュートが出てきていた。

真っすぐに天に向かって伸びあがるその姿は、小さく細いながらも正に竹の風体を醸し出し始めている。


屈強そうなシュートを出すジャイアントバンブー


ジャイアントバンブーは世界最大の大きさとなる竹の品種で、日本よりもう少し暑い地域の植物である。ここの所の異常気象が体に合っていたらしく、冬を超えて何とか生き残ってきていた株はもっさもさに育ってきていた。

鉢が小さいので本来の大きさを表現することはできないでいるのだろうとは思うが、株が大きくなるにつれ、だんだんそれらしい風体が露呈してくるのは見ていて楽しい。

ここの所多くの株を失ってしまっていたが、残っている株が元気を取り戻しているようで少し安心している部分と、来る次の冬越しへの不安が心の中で交錯しているような状況である。

沖縄のガンガラーの谷にあるジャイアントバンブーの大きな株の事を考えると、実力を発揮してもらうには水分の多い場所への地植えに加えて温度や湿気などの環境が整っている必要があるかもしれないと感じる。

なかなかそういう環境を用意することは難しいので小さい株のままで我慢してもらっているが、機会があれば伸び伸びと成長できる環境に移してあげたいと常々思っているところ。

妄想ばかりが膨らむ今日この頃である。