こんにちは。孝太です。
今年初めて咲いているのを見たタラノキの花の後に、種子のようなものができているのが見えた。
正確には種子が入っている房のようなものであるが、しばらく様子を見ていたらいつの間にかその部分ごと風で吹き飛ばされてなくなっていた。
種子ができるところを見ることができるかもしれないという期待感を持っていたので、落胆しながら鉢の周囲を探してみると、無惨にも種子が入っていると思われる房の部分がなくなった枝がいくつか転がっていた。
更に落胆して周囲を見ていると、一本だけ申し訳程度に種子が入っていると思われる房の部分が残っている枝があり、そそくさと拾い上げて室内に持ち込んだ。
何の気なしにタラノキ、タラノメ、タラノハナ、タラノミと何度も唱えてしまった。
なんだか言葉遊びのようで面白い。
ところで、風で吹き飛んだ種子はどこに行ってしまったのであろうか。
数年後、この地域がタラノメの産地になっていたりして、という楽し気な妄想。