こんにちは。孝太です。
神の草日本山人参イヌトウキの種子を少しだけ回収することができた。
昨年、突然薹が立ち、花が咲いた後に種子らしき部分が育っているのは見えていた。
そのま少し時間が経ってしまっていたが、種子だけでも回収したいと思い立ち、株を探してみると少し朽ち果てたような姿ではあったが見覚えのある姿の枯れた株が残されているのを見つけることができた。薹が立ち花が咲いた時にうっすらと感じていたように、その後は結局枯れてしまったということが分かった。
しかし、そんな枯れてミイラの様になってしまっていた株をよく見るとまだ種子と思しき部分が三々五々残されていたので、種子らしき部分が残されているところだけでも回収しようと思い何とか鷲掴みで回収した。
神の草日本山人参イヌトウキは、昔から効能が高い秘薬とされていたという。主にはその根の部分に成分が入っている様子であり、確かなことは分からないが、数年生以上の株になると効能が高くなってくるというようなことを聞いたことがある。
しかし、種子がついた部分は何とか一握りだけ千切り取ることができたものの、日の目を浴びることがなかった根はその場で確認する余裕はなく、その後いつの間にか鉢ごと行方不明となってしまった。
薹が立ってしまい根の部分の力は削がれていたとは思うがその容姿を目視で確認できなかったことは少し残念な気もする。一方、こんな限られた状況の中で少なくとも種子が回収できただけでも良しとしておこうとも思っている。
回収できた種子は取り播きの時期は過ぎていると思うので播いてもすぐに発芽するかどうかは分からないが、気が向いたらダメもとで発芽にチャレンジしてもいいかという気持ちもある。
いずれにせよ、種子が回収できたことは嬉しい出来事であった。