イチジク, 果樹, 植物観察ノート

イチジクロングドート、カラブリーズロングの種子も届く

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こんにちは。孝太です。

ノロノロしているうちにロングドートとカラブリーズロングの種子もルーマニアから届いてしまった。



袋は雰囲気のよい手書きだった。なんとなく趣のある感じがいい。


ロングドートなどの種子が入った袋

今回送られてきた種子は2種類で、種の入っていた袋に書いてあった表記は、ロングドートLONGUE D’AOUTとカラブリーズロングCALABREASE LONGであった。

ところで、今回の種子探索の主な目的の一つであるロングドートは、別名にバナーネ、バナッチ、バナナクイーン、ヨーロピアンスターなどの呼び名がある。加えてバローネという呼び名があり個人的に少し混乱を呼んでいるが、商標の関連でこの品種の名称の一つとなっているような記述がどこかにあったのでそれが真実に一番近いのだろうと推測している。

カラブリーズロングについては、宣材に使われていた株の写真がロングドートと同じものだったのが今回選んだ決め手の一つであった。実の様子もロングドートと似通っているように見えた。

インターネットでいろいろと見ていると、カラブリーズロングについても話題に上がることがあり、愛好家の間で実の様子がロングドートによく似ているという指摘があった。今回の2種が同じところから送られてきたということから推測すると、2種は同じ地域で育てられている地元の品種であることも推測できる。そんなようなことがあり、もしかすると同じ、もしくは、近い品種なのかもしれないと勝手に予測している。使われていた株の写真が同じであったところを見た時から、もしかすると同じ種類かもしれないというのが率直な印象を持っているのだが、もちろん確証はない。

発芽してくれれば少しは育てることができると思うので、葉の感じや、できれば実の感じなど外観での判断がある程度できるようになるのではないかと淡い期待を抱いている。

まずは他の種と同様に発芽をしてくれないとただの儚い夢に消えてしまうので、何とか1本でも2本でも発芽してもらえるように頑張りたいと思う。