, 植物観察ノート

風前の灯のオオミマツ

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こんにちは。孝太です。

根が傷んだオオミマツはここまでよく頑張ってきたがそろそろ限界が来たかもしれない。



オオミマツは、大実松、シシマツ、コルターコーン、コルターパイン、ビックコーンパインなどと呼称される世界で最大の松毬を持つ松である。最大というのは重量が最大ということである。

今年、オオミマツは発芽も旺盛だったが、根の成長も勢いがあったらしく発芽用のポリポットの穴から根が出てしまい、葉が茶色くなるという事件があった。

大きめの鉢やポリポットに移植することでほとんどの株は息を吹き返したが、中には枯れてしまったものもあった。

今回枯れそうになっているのは、葉は傷んでいたものの移植によりなんとか生き残り新たな葉を出しながら頑張っていた株だが、そろそろマイナスのベクトルに抗うことに体力の限界に達してしまったらしく葉のほとんどが茶色くなってしまった。


風前の灯のオオミマツ

新し葉を出したりしていたので、もしかすると何とか復活するかもしれないという淡い期待を寄せていたが、状況としては枯れるのを待つだけという雰囲気になってしまっている。

まだ、ぎりぎりで頑張ってくれているので、切ない気持ちだがもう少し様子を見てみたいと思う。