バナナ, 未分類, 植物観察ノート

沖縄で食べた思い出の島バナナ

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こんにちは。孝太です。

沖縄で食べた島バナナの写真が出てきた。



沖縄に美味しいバナナがあるという噂は以前から聞いていた。

滞在したホテルの近くにあった道の駅のような店でパパイヤなど地元の果物などが大量に売られており、その中に島バナナがあるのを発見した。

まだ青い島バナナの房の山を前にどれを選んでいいか分からずに立ち止まって眺めていると親切な年配の店員の方が食べ方などを教えてくれた。

暫く吊るしておき黄色くなってきたら食べ頃というようなことが分かった。年配の方で少し方言が強く、ところどころ意味を類推しなくてはならなかったが、その一生懸命の気持ちの中に思いやりというか親切心というか人柄に含まれるそういうものが伝わってきた会話だった。

他にはホタテなどにマヨネーズを載せて焼いた料理など恐らく沖縄の独特で特徴的な地元の料理の数々が総菜として並んでいた。

まだ青い島バナナの小さい房と共に目に珍しい総菜をいくつか購入してホテルの部屋に戻ると、早速、部屋の片隅に吊るしておいた。


青い島バナナの小さい房


そのホテルには数日ほどの滞在でダウンタウンの近くに移動した。更に数日たったところ黄色く色づき丁度頃合いになったと思われる島バナナを食べてみることにした。

濃厚で風味があり美味しかった。その場で次々と食べてしまい全部すぐになくなってしまった。

この一連の出来事から島バナナの印象が強く心に残っており、今回の冬の観察で島バナナの栽培に手を出すことに至った。


食べられてしまう直前の色づいた島バナナ

今栽培している島バナナが実をつけるかどうかは分からないが、今も成長途上の島バナナを見るたびに在りし日の沖縄での出来事が脳裏をよぎり、まだ未消化の印象も含め思い出深い旅の余韻を感じることができることができているような気がしている。