タラノキ, 夏の観察, 山菜, 植物観察ノート

小さくても生き残るタラノキ

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こんにちは。孝太です。

小さいプランターで育てているタラノキは、春先に芽吹いてから夏の最中に地上部が枯れたようになっていたが、ここへきて小さい葉を出してきているのを見つけた。



このタラノキは根伏せで発芽に成功したもので、極度に小さいプランターに植えているが、毎年何とか芽を出してきてくれている。根の部分は大分充実しているのだと思う。

プランターが小さすぎるので地上部は一向に大きくならず、ちょっとのことですぐに地上部が枯れ果ててしまうが、しばらくすると何とか復活してきてくれている。


小さい葉を出すタラノキ


春先の芽は、先々の事を考えなければ天ぷらにして食べてしまいたい欲求に駆られるくらい、小さいながらもお店で売っているタラの芽のような風体をしていた。

その後、ある程度勢いよく地上部を伸ばしてきていたが、この夏の酷い暑さで地上部は枯れ果ててしまっていた。

少し日陰のできる部分にプランターを移しておき、雑草にまみれさせていたが、雑草を処理してみると何とか小さい葉を出しているのが見えるようになった。

タラノキの品種としては、天然のものと促成栽培用の新駒があったが、今のところメスの株をより分けることはできていない。

地植えにしたら一気に大きくなると思う。そうなれば天ぷらに向いているメスの株も見分けやすくなると思う。そんな妄想を繰り広げてみるが、なかなか思うようにはいかないのが世の常である。