ついに生えた冷蔵庫の上のイチジク
こんにちは。孝太です。
冷蔵庫の上に置いておいたイチジクの種子がついに発芽した。
なぜ、品種名ではなく単にイチジクの種子というかというと、実は、もう品種が分からないからだ。
今回の発芽チャレンジではロングドートをはじめとして、カラブリーズロング、ベローネ、ホワイトフィグなどイチジクの種子を何とか手に入れて発芽にチャレンジしてきた。
その中で今までやってきた汎用の発芽方法に加え、イチジクの種子の生産者が勧めているガーミネーションテクニックを新しく試してみた。
その一つにキッチンタオルを使い冷蔵庫の上に置くというものがあった。この方法はほぼ指示通りに作業をしたつもりだったが、作業の失敗だと思うが早い段階でカビが生えてしまい異臭を放っていたので断念した経緯がある。ただ、そのまま終わらせてしまうのがもったいなかったので、カビの影響を受けていなそうな種子だけを選んで集め、紙コップの中にキッチンペーパーを濡らしたものを置き、サンラップで緩く蓋をしたものに移し、再び様子を見ていた。種子を集める段階で種の種類が分からなくなってしまった。最後っ屁のような感じで投げやりな放置に近かったと思う。今回発芽に成功したのはこの中の種子だった。
もう一つの生産者のおすすめガーミネーションテクニックであるゼラチンを使うものについては、ゼラチン自体を常温で維持することが難しかったため断念した。次回は固くなる寒天を使ってみる心づもりはある。
少し条件を変えてプラスチックバッグに入れて外に出しておく方法は今回試した中で一番よく発芽したと思う。早めに汎用のポットに移植しているので正確には発根のものもある。
汎用のものも発芽しているが、今のところ発芽していない種も多くみられる。発芽した双葉の様子はプラスチックバッグのものよりも葉の厚さなどがしっかりした様子が見て取れるが、成長に従って差は埋まるものと推測される。
今回、イチジクの種子の発芽に成功した方法は、プラスチックバッグを紙コップとサランラップに変えたものとして改めて試してみたいと思う。家の中で省スペースでできるので温度管理もしやすく重宝しそうだ。
発芽したものは早めに植え替えようと思うが、品種が特定できないため実が生るまでは品種不定で育てることになるかもしれない。もしくは、葉がある程度生えれば他のものと比較してある程度の推測はできるようになるかもしれない。
他の苗でもある程度よく育っていれば家族が持って行ってくれることもあるので、少なくとも預けられるくらいには育ってほしいと思う。
発芽すると妄想が膨らむ。