, 植物観察ノート

すくすくと育つオオミマツ

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こんにちは。孝太です。

ほとんどのオオミマツはポリポットに入れられたまますくすくと育っている。



オオミマツは、大実松と表記し、シシマツ、コルターパイン Colter pine、ビックコーンパイン Big cone pine、ピナス・コウルテリ Pinus Coulteriなどの別名、別称、学名がある世界最大の松毬が生る品種である。この種類の世界一とは重さのことを指している。

今年は、オオミマツの当たり年で、種から育てるチャレンジで試した方法で発芽が成功してからほとんどの株が問題なく育ってきている。

途中、根がポットの下の穴から出てしまうアクシデントのために枯れてしまった株もあったが、残った株は対策を施したため元気に生き残ってきた。

今年発芽したにもかかわらず、昨年発芽したものよりも大きくなっている株もある。これは、品種のせいなのか、種の当たりはずれのせいなのかは分からない。

他品種の2年生以降の株はすでにその種の特徴的な数の束となった葉を出し始めているが、オオミマツはさすがにまだ幼苗なのでそこまでの成長は見えない。


すくすくと育つオオミマツの幼苗

今年の株はこのまま1-3年は育て、移植できる大きさになるまで待とうと思う。

一番いいのは地植えの環境を整えてあげられることだが、なかなか思うように話は進まない。

様子を見ながら大きめの鉢に鉢上げしてもいいと思うが、松は移植を嫌う様子があるので、移植の回数は極力少なくしたいと思っている。

また、盆栽用に育てているわけではないのでいまある株は根を切っていない。

機会があれば、小さく育てて観察するために盆栽用と同じように根を切ってみてもいいかと漠然と思っている。

しっかりとした出口戦略が思い浮かんだならばもう少したくさん発芽にチャレンジしてもいいかもしれないと思うこともあるが、これはまだまだ妄想の範囲内である。

まずは、夏を乗り越えてくれそうなので一安心した。