こんにちは。孝太です。
追加で植えておいたナガミマツの種が徐々に発芽してきている。
今年当たり年だったオオミマツの発芽の成功と併せてナガミマツの種の発芽が成功した。
ナガミマツは、長実松と表記し、世界一大きな松毬を生らせる品種である。この種の世界一とは世界一長いという意味だ。つまり世界で一番大きい松毬を持つ松の王様だ。
サトウマツ、シュガーパインSugar pine、ランベルトマツ、ロングリーフピッチパイン、ランバーパイン、ロングコーンパインlong cone pine、ピーナスランバーティアナPinus lambertianaなどの別名、別称、学名がある。
初期のナガミマツの発芽を受け、引き続きナガミマツを種から育てるチャレンジを続けるために追加の種子を仕入れた。
汎用のガーミネーションテクニックにてポリポットに入れて放置して置いたものが徐々に発芽を迎えている。
発芽率はそれほど高くないが、ぼちぼちと発芽するところを見ると、大量に種を植えれば株の数を確保できそうな予感がする。
発芽して間もなくは、殻がなかなか外れすに葉が傷んだり、根がポリポットの下の穴から出てしまい根が傷むのが原因で上部もダメージを受けるということがある。
発芽して芽が立ち上がり葉が少し育ったころにまだ殻がついていたら人力で外す様にしている。この方法で今のところその後に発芽したものは元気に育っている様子がある。
また、初期に発芽したものは葉が傷んでしまったので大きめの鉢に早めに移植した。
暫く順調に育っているように見えたが、ある程度の大きさになった時に突然萎れて枯れてしまうという事件が起こった。
もともと松は移植を嫌う様子があるので、確証はないが、原因は植え替えにあるとうすうす感じるので、その後発芽に成功した株はできるかぎり発芽用のポリポットで育ててから移植しようと思っているところだ。
発芽した幼苗を観察していると、ひょろりと細長い葉や茎には柔らかさとしなやかさを感じる。
当然だが、品種によって様子が大分違う。
松を種から育てるチャレンジに成功したのは今年が初めてだったが、少し調子がつかめてきたのでもう少し株を増やすことも考えられるようになるなど妄想が進む。
昨年発芽したてのものを購入した朝鮮五葉やトーリーパインも何とか生き残っており、比較をすることができるのもいいタイミングだった。
ちなみに昨年も発芽にチャレンジしたが全くうまくいかなかった。
いろいろと都合の良い妄想ばかりが膨らむが、引き続き観察を続けていきたいと思う。