タチラクウショウ, 冬の観察, 植物観察ノート

立落羽松の種子が悩みの種

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こんにちは。孝太です。

この立落羽松(タチラクウショウ)の種子と分かるまでの顛末は何だか情けない。



始め勘違いでメタセコイアと思い込み緑の球果を乾燥させて種子を取り出そうとしていたが、自分の知っている様子と何か違うと思いインターネットで画像などを見て早とちりで水松(スイショウ)と再び勘違いした。


メタセコイアと勘違いしていた頃のまだ緑のタチラクウショウの球果

乾燥の途中で様子の異変に気付き、インターネット上の写真を見てみるとスイショウの球果と酷似していたので早とちりをしてしまった。


スイショウと勘違いしていた頃の乾燥中のタチラクウショウの球果

その後、いくつかの写真を比較していると落羽松(ラクウショウ)ではないかという疑念が再び湧いたので3度の間違いはさすがに嫌だなぁと思い、まずは直接実際の木の樹勢を目視で確認することにした。

併行して周囲の樹木マップのようなものをたまたま見つけたがこの木の種類は記載されていなかった。インターネットで趣味のページを見ていると樹勢が全く同じものを発見した。

この木のちょうど向かい側にあったのがラクウショウで樹木マップにも記載があり混乱したが葉や枝の様子や気根の状況からタチラクウショウであることが推測できた。

上記のような経緯があり、立落羽松(タチラクウショウ)という結論にすることにした。

そのタチラクウショウの緑の球果の乾燥が終わり、無事に種子が取り出すことができた。


無事に取り出せたタチラクウショウの種子の様子

素人の樹木同定の鑑定はさておき、無事に取り出すことができた種子については発芽にチャレンジするかどうか悩んでいるところである。

元はといえばメタセコイアと思って発芽に挑戦しようと思っていたので勘違いをした情けない自分により少し発芽挑戦への士気が削がれているのが否めない。

試しに発芽だけでもチャレンジするかどうか。

もう少し考えてから決めようと思っているところ。