バナナ, 冬の観察, 植物観察ノート

出てきたところは既に遥か遠い島バナナの新しい葉

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こんにちは。孝太です。

ほんのつい最近観察した時には次の葉先のチョロリとしたものが前の葉の茎の部分を通り抜けて葉の根本あたりから出てきそうな雰囲気だったが、グングン剣先のように見える棒状に伸びあがり、あのチョロリと出ていた前の葉の根本の部分は遥か遠くになってしまっていた。



部屋の中の少し覗けば見えるところに置いてあるにもかかわらず、いつの間に伸びたのだろうというような勢いだ。

新しく棒状に伸びあがってきた葉の高さだけで、既に元の株の高さを超えている。つまりは今の状態だと倍の背丈になっている。

もう少し経つと葉がはらりと開き、垂れ下がった分少し背は縮まるがその次の葉も同じように伸びてくる可能性がある。


出てきたところは遥か遠くなってしまった島バナナの新しい葉先




ほんの数日前に前の葉と茎の間あたりから顔を出しつつあった島バナナの葉先

株が届いてから初めて大きめのポリポットに移し替えた時から既に根株の部分にあまり余裕はなかった。それでよかったのかどうかはよく分からないがいまのところ成長は著しい。

株の地上部がこれだけ早く成長しているということは、根もどんどん成長しようとしていると思う。

この株の生命力は極めて旺盛であると感じる。

この成長の勢いから考えると余裕を見て少し大きめの鉢に移し替えたほうがいいかとも思うがスペースの問題などがあり鉢の大きさの決断が難しい。

あまり大きな鉢にすると囲いに収まらず、部屋に置いておくスペースもないので、ついに居間デビューをさせることになる可能性も出てくる。ただ、そうなると温度や光の管理に自信がない。

既に囲いには収まらない勢いなのでいずれにせよ場所は移動しないといけなくなると思うが鉢の大きさやその後の管理などについてもう一考してから手を進めていこうと思っている。

ちなみに予備の株は、その後、極ゆっくりと弱々しい剣の様に丸まった刃先を出しつつあるが、一向に勢いよく伸び挙げってくる気配もな。どちらかというとマイペースでのんびりとしているように見える。それはそれで安定しているような感触があり安心して見ていられる。予備の株は当面囲いの中にばっちり納まって居座っていてもらうことができそうだ。

島バナナという品種だからなのかどうか分からないが、ことこの株については観察していて楽しい気持ちにさせてくれる植物である。

成長の良い株も予備の株も何とか思う存分成長してもらえるように、できる範囲で環境を整えながら見守っていきたいと思う。