バナナ, 冬の観察, 植物観察ノート

そろそろ動き出した島バナナ

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こんにちは。孝太です。

スペースの関係で一旦居間に移動した直後に出戻ってきていた島バナナがそろそろ動き出した様子が見受けられた。



場所移動事件があるまではすごい勢いで葉を出してきていたにも拘らず部屋に帰ってきてからは新しい葉を出す気配を感じられなかった。

居間に移動してから一晩で寒さに当たって葉が傷み始めてしまったのですぐに部屋に戻した経緯がある。

その経緯は島バナナが温度に非常に敏感だと感じさせる出来事であった。

その影響があったからかは定かではないがその後新しい葉が出てくることはなく、成長が極度に鈍化しているように見えた。

今回ふと何らかの気配に気づきじっくりと観察してみると次の葉の先端が前の葉の根本のあたりから顔をのぞかせているのを発見した。

茎に見える葉の根本の中頃付近からでている虫の様に見える物体が葉の先端部分。


次の葉の先端をのぞかせる島バナナ


バナナは根の部分が本体ということを聞いたことがある。茎に見える部分は葉の一部で新しい葉は筒のようになった既存の葉の根本部分の中を通って成長してくることがここの所の観察でよくわかった。

冬の観察で見ている島バナナの株はまだ大きい株というほどではないがそろそろ成長してきたので葉の先端が顔をのぞかせるまで距離があり時間がかかるようになってきていることも今回成長が鈍化しているように感じた一因かもしれないと漠然とした推測をしておく。

島バナナの画像をインターネットで見ていると室内での栽培でも背丈が2m以上の大きさになっている株を複数見かけたのでまだまだ2-3倍以上の株の背の高さになる可能性を秘めているようだ。

今のところは温度管理に気を付けながら適宜水や液肥を注している。ここのところ部屋が乾燥気味の時があるので、他の植物にスプレーで葉水をするついでに島バナナにも葉水をすることも稀にある。

全体的な様子としては少なくとも今のままの感触でここのところ暫くは変わらずに推移しているが、大きく弱る様子もないのでこのまま引き続きじっくりと様子を見ていこうと思っている。