イチジク, 冬の観察, 果樹, 植物観察ノート

室内で冬を越したイチジクの幼苗

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こんにちは。孝太です。

昨シーズンに種から育てるチャレンジで種子から発芽してきたイチジクを冬越しのために室内の持ち込んでいたものの一部が冬越しに成功した。



イチジクについては、品種について疑義が生じたことをきっかけに種子を取り寄せて栽培を試みることになったという経緯がある。

秋口に冬の寒さが忍び寄ってきた頃、種子から育てていたイチジクはまだ本葉が出始めたばかりの小さい苗ばかりだったので、スペースの許す範囲で室内に持ち込み冬越しを試みた。

結果としては数株が生き残ってくれた。


生き残った幼苗


冬の観察の期間中に管理が悪い時期があり、その度に多くの苗を失ってしまった。管理が良ければもっと多くの苗を生きながらえさせてあげることができたのではないかと思うがこればかりは致し方ない。

当初発芽してきた品種は、仮の呼び名もあるが、ホワイトハニー、カラブリーズロング、ロングドート、ベローネだった。

元気に生き残っていた苗はなぜかホワイトハニーだった。ホワイトハニーは一般的なイチジクというような意味あいの呼称だと思う。よく固定種などで呼ばれている通称のような感触だ。

今のところ数株が生き残っているが、今現在の様子から鑑みると種子から育てている株で室内で冬越しに成功し最終的に生き残りそうなのは1-2株のようだ。

もう少し気合を入れて管理をしていけば数多くの苗を残すことができそうだが、それは次に機会があれば挑戦する内容にし、今回は結果のみを受け入れることにした。

生き残った株がいつか大きな株になり、おいしい実をつけてくれることを夢見て楽しい妄想を膨らませつつ、この数少ない株を定期観察組に組み入れようと思っているところ。