こんにちは。孝太です。
主に促成栽培に使われるというタラノキ新駒のふっくらとしたタラの芽が膨らんできている。
新駒は促成栽培用に改良された優れたタラノキの品種だ。
棘もなく取り扱いが安全で、促成栽培で一つの茎からいくつものタラの芽を収穫することができる。天然物で山菜として食用にするのは頭頂の一つだけだという。
今回生えてきた新芽は既にふっくらとして商品化できそうな雰囲気を漂わせている。問題はこの鉢に芽が一つしかないところである。雄雌というようなことは分からない。
通に言わせればやはり天然の方が味が良いとか、貴重さが違うとかいろいろとあるだろうが、やはり栽培用に開発されている実力はあるのだと思う。
タラノキは主に根伏せで株を増やすことができる。やはり山の植物なので生命力もあり、適当な栽培でも生き残ってくれている。
環境さえ合えば基本的には放置栽培でどんどん育ってくれるのではないかという希望的観測のような感触もある。
纏めて植えておけば特用林産物として春の収穫の楽しみが増えること請け合いである。
そんな妄想を繰り広げながら引き続き観察を続けようと思う。