こんにちは。孝太です。
既に放置栽培となっていたオオミマツの中の一株がひっそりと息を引き取っていたのを発見した。
暑さが続いたころにところどころ葉が傷んでいる松があることには気づいていたが、その後、暫く見ないうちにその中の一株が残念ながら完全に枯れてしまっているのを発見した。
今年に入り2年生となり、オオミマツらしい力強い葉を出し始めた矢先だった。
根が傷んだのか、そういう運命だったのかはよく分からない。
オオミマツは世界最大の松毬をつける品種である。世界最大というのは重さの事であるらしい。漢字で大実松と表記するが、名が体を表しているものの良い例の一つだと思う。他にも別称として、シシマツ、獅子松、コルターコーン、コルターパイン、ビックコーンパインなどと呼称されているようである。学名は、Pinus Coulteri ピーナスコルテリ。
今回完全に枯れてしまったのは一株だけで、枯れた原因はよく分からない。他の株も部分部分で葉が傷んでいるところが見受けられるので少し注視していかないといけないかもしれないと薄々感じている。
大事にしていたオオミマツの株を一つ失ってしまったことについては大きなショックがある。あと数株生き残っているがいつ枯れてしまうかも分からないということもある。貴重な株なので種の根絶は避けたいところだが今の環境のままではなかなかそうもいかないかもしれないと思い始めている。
そんな状況を鑑みると、何もしないで種の根絶を待つよりも、少なくとも地植えの道への挑戦をさせてあげたいという気持ちが否応なしに高まる。
そろそろ長らくとん挫していた実践編のプロジェクトを動かないといけないタイミングが遂に来てしまったのかもしれないとも思うが、なかなか重い腰を挙げることはできず、そして、現実はなかなか思うようにはいかないのが世の常であるという言葉が行く道を阻むのを感じる。