ジャイアントバンブー, 夏の観察, 植物観察ノート

ジャイアントバンブーに小さい復活の兆し

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こんにちは。孝太です。

完全に枯れ果てたと思い込んでいたジャイアントバンブーの幹の途中の節の部分から新しい芽らしきものが芽吹いているのを見つけた。



ここのところ暫くはすべての株の全体が茶色になり、枯れ果てたような外見となっており生気は感じられなかった。

てっきりすべての株が枯れ、種が絶滅してしまったと落胆していた。

種の絶滅を感じ、残骸を片付ける気力も湧かず、そのまま放置しておいたのが正解だったらしい。

たったの一つの株だけだが、幹の中腹当たらりにちょぼんと小さい緑色が見えた。


復活の兆しを見せるジャイアントバンブー


ジャイアントバンブーは中華料理のシナチクの材料になる麻竹と同様に株立ちで育つバンブーの種類で一か所で密集して育つ。大麻竹という名もある。日本でもよく見かける真竹もあるが、こちらは孟宗竹のように止めどなく根を広げながら育つ竹の種類である。

そういう事情が関係しているのかはよくどうか分からないが、幹の途中の節の部分からタケノコのような新しい芽が出てくることがある。

ジャイアントバンブーの観察を続けていると種子から育ってくる成長の過程で、成長の度合いや環境に合わせていくつかの形態を持っているような感触を受けていた。そんな様子を観察してきたので小さい株のうちはこういう幹の途中あたりから新しい芽が出てくるような現象もあるのだろうと想定内の推測で収まっている。

いずれにせよ新しい葉らしきものが出てきているので心の中の何かが少し小躍りしているのを感じた。

とはいえ、まだ全体的には株の生気がなくこのまま無事に育っていってくれるかは分からないので注視しながら成長を見守りたいと思っているところ。