イチジク, 夏の観察, 果樹, 植物観察ノート

成熟に向かうイチジクバナーネの秋果

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こんにちは。孝太です。

イチジクバナーネの秋果の中に徐々に成熟に向かっている果実があるのが見えた。



鉢が小さく成長が制限されているとはいえ、2股に分かれた枝の先にそれぞれ数個の果実をつけている。

実の部分の肌艶も良く、安定した成長を見せてくれている。

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成熟に向かうイチジクバナーネの秋果


数株のイチジクの株がこのところの過酷な放置を生き抜いてくれていた。

種子から育てるチャレンジで発芽に成功した株、挿し枝で発芽に成功した株、根の部分だけから育ってきた株など生い立ちは様々だが、よく見ればそれぞれ味のある雰囲気を持つ株になってきているようにも感じる。

イチジクバナーネは特徴的な夏果が生るので、実が生れば比較的分かりやすいが、そのほかの品種は似たような風体の実をつけるので別途気を使ってタグをつけておかなければ右往左往しているうちに品種名は分からなくなってしまうだろうと思う。

そんなこともあり、毎度、品種名くらいは何かの時に分かるようにとやっつけ仕事ではあるができるだけ簡単なタグをつけるようにしている。そんな感じなので適当に挿しておいたタグが紛失したり、風雪に耐えかねて朽ちてしまうタグもあったりする。

タグすらもなかなかすべてを補完できるような完璧な管理という訳には到底いかないので、全般的にも端々までこんな感じになってしまっているのだろうなと呆れ半分で思いながら、幹を行き来する虫を眺めていた。