こんにちは。孝太です。
神の草日本山人参ヒューガトウキでサムゲタンを作ってみた。
6年生ほどになっていた神の草日本山人参ヒューガトウキの根の事を考えていたら、どうもサムゲタンのことが頭から離れなくなり、気づいたら株を引っこ抜いていた。
株を鉢から抜いてみると細い根が鉢いっぱいに回っており、鉢の形にごっそりと抜けてきたので、細い根や土を少しこそぎ落とした。
ホースの口をジェットにして土などを落としてみると、大きな株はいつの間にか2本に増えているのが分かり、周りに小さい新しい株ができ始めていた。
大きく育った2株の根は親指よりも太い部分が見えていた。
草の部分も何かに使えたのかもしれないが、今回は使わなかった。
根を整理してみると、太い2本は朝鮮人参のような風体で大分しっかりとした太さになっており、食べごろであるように思えた。
少し根を整理すると、さすが人参という名前が着くだけあって、少しファニーなポーズをとる人のような姿が現れた。
ヒューガトウキ本人はこの後料理されてしまうとは思ってもいないような陽気なポーズである。
根の皮をむいてみたらより朝鮮人参っぽくなった。
ちなみに、一番太い根は1円玉くらいの太さであったが、その半分から1/3ほどの根は写真以外にも大量にあった。
そして、早速、本番のサムゲタンを作ってみた。
至って適当な材料は以下の通り。
-日本山人参ヒューガトウキの根
-ごはん
-鶏モモ
-ネギ
-クコの実(Goji berry)
-サツマイモ
-ゴマ
-チキンブイヨン
-ニンニク
-ショウガ
-塩
-酒
-水
-食べる時に、バター、醤油、鰹節を苦味消しに使って正解
そのままでも美味しかったが、少し苦みがあったのでバターと醤油と鰹節を入れてみたらめちゃくちゃ美味しくなったので、すぐになくなってしまった。
山人参は程よく煮込まれ柔らかくなっており、食感は煮込んだニンニクのようだった。
そのまま齧ると大変苦かったがバターなどのおかげで大変食べやすかった。
楽しそうなポーズをとっていたヒューガトウキの根は、思い直ってお酒に漬けて雰囲気を楽しむことにした。
お酒は飲まないのだが、宝25%と懐かしい黒霧島がちょうどよい容器で売っていたので、クコの実(Goji berry)数粒と共にどっぷりと漬けておいた。
写真は残っていないが、ショウガと黒砂糖と共に擦り下ろした山人参を少し沸かして山人参のショウガ湯も作ってみたが少し苦みが効いていてなんだか癖になる美味しさだった。
神の草日本山人参ヒューガトウキは、イヌトウキもそうだと思うが、本来は古く九州のほうで島津家の万能の妙薬である秘薬として伝えられてきたものということである。
昔の人はよくこういう知識があったものだと感心する。
ところで、皮をむいた根はまだ少し残っているので、本来の使い方であると思われる煎じ用に少し乾かしておこうと思っているところ。
また、この夜は久しぶりにたっぷりと寝汗をかいたことを報告しておこうと思う。