こんにちは。孝太です。
ノロノロしている間に次のイチジクの種子が追加で2種届いてしまった。
イチジクの原産地に近いトルコのあたりにあるキプロスから送られてきた。
表記上は、それぞれ単純に、ホワイトハニーフィグWhite Honey figとブラックハニーフィグBlack Honey Figとなっている。
宣伝では両者共に大きい種類であることが強調されていた。
ホワイトハニーフィグの方の宣材写真は日本で出回っている白色イチジクのキングThe Kingという種類にとても良く似ていたが、キングKingという名前はついていなかった。実物を撮ったと思われる写真は、はちきれんばかりの風体で大きさを強調されているものだった。
ブラックハニーフィグの方は、宣伝では名前にブラックキングBlack Kingという部分が含まれており、こちらも大きい種類であることが強調されていた。種子が入れられいた袋にはキングKingの表記はなかった。色以外は前述のキングとほぼ見た目は変わらない様子だった。
ところで、少し話は戻ってしまうが、ハニーフィグというのは実は一般的なイチジクに対する呼称なのではないかと思うようになってきた。トマトなどの野菜でも在来種のような意味のエアルームHeirloomというような言葉を使い品種は特定できないが長く栽培されてきた品種を指している場合がある。さらにそれに世界一トマトなどと品種の特定はできないまでも特徴的なものをひとくくりで名前を付けていることもある。これは、他のイチジクの種のブラウンターキーというイチジクにも同じようなことが言えるのではないかと思う。その面ではキングというのも同様だ。
そんなことを考え、今回購入した種子の中である程度品種名が特定されているものは、恐らくその種類なのだろうと希望も含めて思っておくことにすることにした。その他の特定できない種子については、この際種類はどうでもいいので、在来種で地域の特性があるイチジクであることへの期待を含め、大きく、美味しく、そして、育てやすい株が出てきてくれればいいと思うくらいにしておきたい。
いずれにせよこの2種は一般的な種類になると思うので、まずは夏果を期待し、うまくこれから発芽をさせられることができれば、ある程度育ててから冬を越すことになるという流れだ。
まずは、発芽するかどうかから見ていこうと思う。