ジャイアントバンブー, 植物観察ノート,

ジャイアントバンブーの発根

Pocket



こんにちは。孝太です。

今回ドイツから送られてきたジャイアントバンブーの種子を発芽させてみようとしたところ、思わぬ速度で発根してきた。



ジャイアントバンブーGiant Bambooは、世界最大の竹の種類である。

象竹、巨竹、大麻竹、Dendrocalamus Giganteusなどの別名、別称、学名がある。

世界最大の竹ということで以前から目をつけていた竹で、用途などにも興味があるが、環境面を考えると株立ちになるバンブーというところも気に入っている竹だ。

当初、汎用のガーミネーションテクニックの前に、プラスチックバックに入れて発根を促す方法をとろうと思っていた。

今回も同封していただいたジャイアントバンブー用のガーミネーションテクニックの方法を書いた紙を参考にした吸水方法を試した。

するとなんと吸水中に既に発根が見られたのである。


発根して間もないジャイアントバンブー

野菜ではズッキーニやトマトのようにすぐに発根してくるものもある。

ただ、このジャイアントバンブーは何度か発芽を試しているが今まで成功していなかったという経緯があるので、今回の極端に早い発芽に非常に驚くと共に拍子抜けの感触も味わってしまった。

ジャイアントバンブーを種子から育てるチャレンジの成功に向けて大きく一歩前進した瞬間だった。

そして、大量の種が発根しているのもうれしい悩みとなった。

環境が良ければ一日に何メートルも成長する竹ということであるので、できれば早めにそういう環境に移してあげられればと思っている。

うまく鉢で育てられればそれなりの大きさで管理ができると思うが、実は今年金盟孟宗竹を枯らしてしまったばかりなので、なんだか自信がない。

また、地植の道ならばこの竹本来の大きさを活かすことができるとも思うが、野菜などと違いとても大きな株となるので慎重に場所を決めないと大変なことになるような気がする。

どれだけ成長に耐えられる株に成長してくれるかは分からないが数があるので行先に頭を悩ますことになりそうだ。

と、竹の大きさくらいに妄想も膨らませているが、まずは、移植できる大きさになるまで慎重に観察をしていきたいと思う。