こんにちは。孝太です。
2017年第3四半期の種子から育てるチャレンジの松類の様子を報告させていただきたいと思う。
松類については昨年から苗を育てているものもあるが今回種子から育てるチャレンジで進めているのはオオミマツとナガミマツである。
時系列でのまとめは以下の通り(日付は記事になった時のもの)。
ジャイアントバンブーと同様に松類についても昨年苗の他に種子も購入して発芽に挑戦してみたがことごとく失敗してきた経緯がある。
今年もう一度チャレンジしてダメそうならば低温湿潤処理などの専門的な方法を試していこうと思っていたが無事発芽に成功することができたので安心したのをよく覚えており少し自信がついたような気もする。
両者共に種子は昨年末頃にアメリカのフロリダから送られてきた。
発芽のための吸水後は汎用の発芽用ポリポットに直接播種した。
発芽は一斉ではなく徐々にぽつぽつと三々五々という感触だった。
ただ発芽に成功したという事実を受けて急いで追加で種子を注文した。
途中鉢の底から根がはみ出てしまい葉が茶色に変色してきたものがあったので急いで安全と思われる鉢に移植したが間に合わなかった株もあった。
また強い日差しと暑さと乾燥により土が乾ききってしまい枯れてしまった株もあった。
全体的には一旦発芽したものは良く育っていると思うが根に弱さを持っており移植や乾燥には少し高めの注意が必要だと肌で感じた。
オオミマツもナガミマツも大きな松毬をつける種類の松なのでできれば地植えで体力をつけさせてあげたいと思っているがなかなか思うようにはいかない。
本来のポテンシャルを発揮するには少なくとも10年とか20年とか長い年月をかけて株を体力のある大きな気に育てる必要があると思う。
いずれにせよいくつかの株については1-3年様子を見てから地植えの道に進ませられればそれが一番よいがその他にももう少し大きめの鉢に定植することになる株も多く出てくると思う。
ちょっと贅沢だが1-2株くらいは盆栽仕立てに挑戦するということも漠然と考えているが予定は未定である。