, 植物観察ノート

世界最大の松ぼっくりで噂のオオミマツの鎮座

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こんにちは。孝太です。

種から育てるチャレンジで発芽に成功したオオミマツは一株だけ少しいい鉢に植えてあるものがある。



この夏のシーズンに発芽に成功したオオミマツは、紆余曲折ありながら数株が元気に生き残っている。

既に1年生でも外で十分冬を越せるということが分かっているので基本的には屋外で放置している。

その中の一株だけたまたま空いていた少しいい鉢に移植してある。

他のポリポットで頑張って生きている株と比べると心持ちどっしりと鎮座しているようにも見える。


鎮座しているオオミマツ


実は鎮座しているように見えるのは気のせいで、成長具合は他の株とあまり変わらないので、単に見栄えがいいだけかも知れない。植物によって鉢の材質や形状により適性はあるとは思うが、今回は今のところそれほど株の成長には影響はでていないような気がする。鉢が良ければ見栄えがいいのは盆栽にも言えるかもしれない。盆栽のことは実はよく分からない。

そういえば、鉢を移し替える時には細かい根があまり張っていないためか土をあまり保持しないので根がデリケートで取り扱いが難しいという印象を受けた。また、幼苗の早い段階では、鉢に空いた穴の配列により、プラスチックの鉢などで根の生育に合っていないものがあったのでそこには注意が必要かもしれない。松は根の傷と乾燥に弱く、取り扱い時には十分な注意が必要な様子で、松は根が弱いという印象を強く持った。

このままいけば問題なく冬を越してくれると思うが、松を種の発芽から育てる勘所も得てきたので足りなくなってしまった株を補完したり株の数を増やしたりできるという見通しがあり、少し安心して取り組めるようになったような気がする。

いずれにせよ2-3年は手元で様子を見ておこうと思っているので気長に観察を続けていきたいと思う。