タラノキ, 冬の観察, 山菜, 植物観察ノート

タラの芽らしい新芽が見えてきたタラノキ新駒

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こんにちは。孝太です。

ふかし栽培に使われるタラノキ新駒も地上部に何か伸びてきており、先端にタラの芽らしき雰囲気のものが頭をのぞかせている。



他の鉢で地上部を伸ばし始めている天然もののタラノキの新芽の先端部分は今のところ鉛筆の先のような雰囲気でタラの芽の風体とは程遠いが、この新駒の新芽は少し頭をのぞかせているだけにも拘らず既においしそうなタラの芽の雰囲気を漂わせている。

とは言え、もちろん、天ぷらにするにはまだ早い。


おいしそうなタラの芽らしき新芽を抱えるタラノキ新駒


新駒という品種はふかし栽培と呼ばれる促成栽培で一本の枝からたくさんのタラの芽を収穫することができる方法が可能なように改良された品種である。

店で売られているタラの芽は主に新駒のような促成栽培ができる品種だと思う。そういう品種があるおかげで家庭でも安価に美味しいタラの芽を手に入れられるようになっているのだと思う。

天然のタラの芽は貴重だと思うが味の違いを興味を持って比べたことがないのでまだその差は分からない。そのうち機会があったら食べ比べをしてみたいと妄想を膨らませている。

また、天然のタラノキには枝に鋭い棘があり、栽培時や収穫時には取り扱い注意だが新駒には棘はないので安全だ。この辺も栽培用に取り扱いが容易になるように改良されてきたということなのだと思う。

今のところ小さい鉢で育てているので大きな株になることはなさそうなので、タラの芽の天ぷらをたらふく食べるという状況とは程遠いと思うが、そんなことを考えながら店でタラの芽を買ってきた天ぷらにして食べたいと食欲にまみれた妄想を膨らませているところ。