冬の観察, 山菜, 山葵, 植物観察ノート

土に植えたワサビの小さく新しい葉

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こんにちは。孝太です。

小さい山葵の苗を土に植えたところゆっくりと小さい葉を出して来ている様子が伺える。



山葵を山で育てる時には土で育てることになる。人工林の直射日光が程よく遮られる環境が合っているということでイメージとしては木々の間の空いたスペースに植えることになるような気がする。

そこで、小さいワサビの苗を見よう見まねで土に植えてみたところ、従前からついていた茎や葉はすべて萎びてしまい切り取ったが新しく生えてきた小さい葉が少しづつ成長している様に見える。


少しづつ成長している小さい山葵の葉


どういうわけか山葵は根の部分から根の成長を阻害する成分が出ているということで、一般には常にその成分が洗い流され根茎が成長できるように清流で育てられるイメージが強いような気がする。

今回は山で育てることをイメージしているので土で育てて観察をしてみようと思っているが全くもって試行錯誤になるような気がする。

今のところ新しい葉が出てきているが初めからついている根茎の部分の栄養を使っている可能性もあるので、まずはこの状態で暫く様子をみて、根がついてくれればその先の可能性があるのではないかと漠然と考えている。

まだ取り組み始めたばかりであるが、ワサビは根付くまでは非常に繊細な植物のようで、既に今までとは勝手が少し違うという感触がある。

当面は大きくできるころもないので何とか種を根絶させないように注視しながら見守っていきたいと思う。