こんにちは。孝太です。
最後ののジャイアントバンブーの株が茶色くなってしまっているのを見つけた。
ジャイアントバンブーは世界最大の竹の種類である。巨竹、大麻竹、象竹などとも呼ばれている。
種子から発芽させるチャレンジで成功し、いくつかの株は冬を越すことにも成功していた。
しかし、この冬のシーズンは管理が行き届かずに多くの植物を失ってしまっており、このジャイアントバンブーもその仲間入りをしてしまったかもしれない。
茶色くなって佇んでいた最後のジャイアントバンブー
竹には比較的興味があり、更にジャイアントバンブーについては紆余曲折があり思い入れも深い。
今回不可抗力とは言え種の絶滅の様子を目の当たりにすると体の芯から力が抜けていくような感じがして、鉢を片付ける気力もない。
確かに種子から発芽させれば、ある程度まではまた育てることが可能だが、どうしても複雑な気持ちがぬぐえない。
もともと気候帯の違う地域での栽培なので植物の方が繊細に反応してくる部分があった。また、観察のためとは言え小さい鉢のままでは生育に限界があり伸び伸びと力を発揮させてあげることができないことも気になったいた。今回のように管理が行き届かないタイミングがあるとすぐに種の絶滅を迎えてしまうことが往々にしてあるのも否めない。
そう考えると、やはり、地植えの道を模索出来たタイミングで改めて種子の発芽からチャレンジするというロングショットで行くのがいいのかもしれないというような妄想がぐるぐると脳裏を巡る。
儚い夢とは思いながらもそこに向かうことを考えることはやめないでおこうと思う。