タラノキ, 夏の観察, 山菜, 植物観察ノート

成長をやめた日向のタラノキ

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こんにちは。孝太です。

日向に置かれて放置されているタラノキは成長をやめたらしく、そろそろ古い葉から痛み始めている。



コンクリートの上でばっちりと日に当てられているせいか、そろそろ成長をやめて来年に備えようという雰囲気を出しているように感じる。

やはり、管理された山林の半日陰の場所があっているのではないかと思う。

平地で育てるならば大きい木の近くがいいかもしれない。

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成長をやめた日向のタラノキ


以前は、タラノキは日向でコシアブラは日陰と思っていたが、今となっては両者ともに半日陰であるかもしれないと思い直している。

よく管理された山林ならば日の入りもよく、反面、大きい木が作るほどよい日陰があるので、例えば杉やヒノキの管理された山林で特定林産物としてタラノキやコシアブラを育てることは、効率の良い副産物の生産であるような気がする、という妄想が膨らんでいる。

そういえば、その後、放置されている山林も放置のままそろそろ6-7年が経過してしまっているような気がする。

一方は平地の杉、もう一方は斜面で、ほぼヒノキで一部に高樹齢の松が一列生えている。

平地を少し切り開いてアウトドア的な試みをしたいとか、斜面のヒノキの下に山菜を植えたり、ヒノキや山の植物の小さい株を掘り取ってきたり、枯れた松の木からファットウッドを収集したりとやりたいことはふつふつと湧いているが、なかなか前に進むことができないでいる。

毎年虫がいなくなった頃に簡易の整備がてら見に行ってみようかと思い続けているが、これも既に1年放置されている謎の秘密基地と同様になかなか重い腰が上がらずに実現するタイミングがない。

でも、毎度ながら今年こそは少しでもやるという意気込みだけを表明ておくが既に年も半ばを過ぎ、現実はなかなか思うようにいかないのが世の常である。