夏の観察, 山菜, 日本山人参ヒュウガトウキ, 植物観察ノート

根付いた神の草日本山人参ヒューガトウキの脇芽

hyugatoki
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こんにちは。孝太です。

既に収穫を済ませた神の草日本山人参ヒューガトウキから生えていた脇芽が根付いているのが見えた。



6年超生の神の草日本山人参ヒューガトウキは既に収穫し、根はおいしく料理するなどしていただき、にわかに健康を手に入れてしまった(?)。

残りの焼酎漬けと乾かした根は順次楽しんでいこうと思っている。

ところで、その収穫した株の傍らに株立ちの脇芽のように数本生えていた新しい芽を適当な鉢に植えかえておいたところ、元気に根付いた様子である。

強い株からの脇芽だったので力強いのかも知れない。

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根付いた神の草日本山人参ヒューガトウキの脇芽


日本山人参はかつて万病に効く妙薬として、薩摩藩島津家では無病息災の秘薬とされていたという。

日本山人参と言われているものには、イヌトウキとヒューガトウキがあるということであり、両者の苗を手に入れて育て始めていたが、途中イヌトウキは薹が立ち種子を収穫した後に枯れてしまい、生き残ったのは後者だけであった。

根には少し苦みがあるが、様々な症状に強烈な薬効があるとされ、摂取の仕方では目に見える変化もある。6年超生ともなれば地上部も大きくなっており、もしかすると何らかの料理法で食べることができるかもしれないが、今回は調べることなく捨ててしまった。今考えると、根を少しつけたまま再び鉢に戻せば再び元気に復活したのではないかとも思っている。

また、今回、小さい苗から育ててきたことと、収穫後の苗よりも小さい脇芽が容易に根付いたことから、無限増殖に挑戦してもほぼ確実にいけるという自信がついた。

あと挑戦してみたいのは、どこかに入り込んでしまったもう一つの日本山人参であるイヌトウキの種子が見つかったら、発芽に挑戦してみたいということである。

もう大分愛着のある草なので、妄想はより加速度を増していくのであった。