ジャイアントバンブー, 冬の観察, 植物観察ノート

ジャイアントバンブーに斑入り化の予感

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こんにちは。孝太です。

室内に移動したジャイアントバンブーの中の一株の葉がどうも斑が入っているように見える。



秋口に屋外で少し痛んで弱っていた株を室内に持ち込んだところシュートを出すなど調子を取り戻している様子が伺えた。

その中の一株を見てみると新しく生えてくるすべての葉に黄色のような白いような縞模様が入っているのを発見した。

大きな範囲で白くなっている葉は少しぼんやりした部分を含んでいることもあるがだいたいの葉は筋の様にくっきりと見える。

部分的に白くなっているからと言って葉が枯れるなどの様子は今のところ見受けられない。

また、株が小さいので金盟孟宗竹のように棹の部分まで斑入りになっているかどうかはまだ細すぎて分からない。

葉の色が変わっているのは室内に持ち込んでから生えてきたシュートが育ってきたものでそれまでに生えていた葉は普通の色だった。

もしかすると傷んでいるだけかもしれないが他の株はそういう兆候はないので突然変異のようなものなのかもしれないと漠然と思う。

よく斑入りの植物がもてはやされているが斑が入る経緯はこういうことなのかもしれないと勝手に思ってみた。


斑が入り方がぎこちないジャイアントバンブーの葉



株は未だ小さいが本来は世界最大の大きさになる珍しい竹なので更に特殊な斑入りとなったということならば今後の様子が余計気になってきた。

膨らむ都合の良い妄想はさておき、今のところ本当に斑入りになったのかどうかは分からないので、今後の様子を観察するために尚更種の根絶は避けたいところである。

初めての冬越しだが今のところ状態は良いので引き続き慎重に観察を続けていきたいと思う。